安心してインターネットを利用するために
フィッシング対策協議会、事業者や消費者向けのガイドラインを改定 – NG集も用意
Security NEXT – 2013/06/17
フィッシング対策協議会が、消費者や事業者向けに提供している「フィッシング対策ガイドライン」を改訂しました。
「フィッシング対策ガイドライン」とは、2012年度に、同対策協議会がガイドライン策定ワーキンググループを設置して、フィッシング詐欺の被害を未然に防ぐための対策を示したもので、「サービス事業者向け」と「利用者向け」の2種類が提供されていますが、今般、脅威の現状や新しい対策技術などを反映するために改訂したものです。
ユーザー向けに作成された「利用者向けガイドライン」ではまず、フィッシングの定義とその脅威の実態や類似手法を紹介し、対策の為の「3つの心得」を披露、さらに「今すぐできるフィッシング対策」を具体的に挙げ、万一間違って重要情報を入力してしまった場合の相談・連絡先も明記しており、付録として実際に行われたフィッシングの事例が5件ほど紹介されています。
ガイドライン本文は平易な文章表記で、イラストや画面イメージもふんだんに貼られているため非常に分かり易い内容になっています。
特に「事例」として紹介されているフィッシングサイトの画像は、実に「本物」そっくりで、万一この画面まで進んだとしたら、重要情報を入力しても文句は言えないのではないかと思ってしまう「出来栄え」で、筆者も軽くショックを受けました。
ここで紹介されている「3つの心得」の3番目は「(インターネットを)安心して楽しむ」というもので、そのためにも、この「心得」を十分に理解して、どのような危険が潜んでいるのかを知り、様々な警告の見極め方を身につけて、今取ろうとしている行動の結果何が起こるのか「想像力」を働かせることが如何に重要であるか、再認識しました。
「事業者向け」のガイドラインは、表記こそ「プロ向け」ではあるものの、やはり分かりやすい内容になっています。
「事業者」「利用者」いずれの立場の方も、是非ご一読の上参照されることをお勧めします。
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