コンプライアンス遵守は企業経営の屋台骨です
チェック・ポイント、セキュリティやコンプライアンス状況を監視する新製品
Security NEXT – 2013/04/01
インターネットのセキュリティ・ソリューションを開発・提供するチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社は、統合リアルタイム・コンプライアンス監視ソリューション「Check Point Compliance Software Blade」を発表しました。
同製品は、ゲートウェイや管理部門から、ユーザーレベルのエンドポイントに至るまで、様々な局面で求められるセキュリティ対策への同社製ソリューションである「Software Blade」のセキュリティポリシーが、グローバルな規制をを遵守しているかどうかを監視するソリューションである、と謳っています。
同社では、「企業のセキュリティ担当者は、適応すべき規制の数が増加の一途を辿り、また、巧妙な脅威が台頭するにつれ、外部のコンプライアンス要件や内部のセキュリティ要件への対応がかつてないほど強く求められている」と問題提起しており、同製品を導入することにより、複雑なコンプライアンス維持や規制監査に対する準備も簡素化され、監査時間の短縮やセキュリティの向上、コスト削減を支援することにより、企業全体のリスクを軽減する、と提案しています。
導入時点では、250以上のベスト・プラクティスを提供するということですが、同社による上記の指摘の通り、遵守すべき規制は今後も複雑化・多様化し続けることに想像は難くなく、同社では、今後追加される規制についても、動的な評価や頻繁なアップデートを提供することにより対応する、としています。
「コンプライアンスは事業拡大の足枷になる」と言われがちですが、一方でコンプライアンス意識レベルの低い事業者は、信頼を得ることができず、市場からの撤退を余儀なくされることも事実です。
健全な事業の継続を保証するためにも、このような製品が求められる機会は増えていくのだろうと思います。
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