モバイル端末はいろいろな意味で魅力的です

約3分の1がモバイル端末に暗証番号設定せず – 約1割のユーザーは使い回し
Security NEXT – 2013/05/13

McAfeeと市場調査会社のOne Pollが、モバイル端末のセキュリティ対策状況についてワールドワイドの一般ユーザー3000人を対象に調査を実施したところ、暗証番号やパスワードを用いて携帯電話やタブレットを保護しているユーザーは64%にとどまり、36%は対策を講じていないことがわかりました。

調査結果の内容は、10人に1人が複数のデバイスやアカウント間で同じ暗証番号を使用
している、55%が携帯電話やタブレット端末のパスワードや暗証番号情報を他人に教えた経験がある、親子間で共有しているため、6人に1人の割合で子どもが親の暗証番号やパスワードを知っている、といったものでした。

また、携帯電話に銀行情報やオンラインストアなどのパスワードを保存している、という回答が15%あり、「メモ機能」を利用するケースが3割にのぼっていたということですが、これは拾得者によって閲覧される危険性が高く、預金の窃取といった金銭的な被害が発生する原因になりそうです。

暗証番号の設定にあたっては、イギリスとドイツでは初期設定をそのまま利用する、フランスと米国では縁起が良いとされる数字を好んで選択するといった傾向が見られ、こんなところにも「お国柄」が出るものなのかと、感心させられました。

このような調査結果から、同社では、モバイルデバイスを利用するユーザーの多くが、プライバシー侵害の危険性を軽視している、と指摘しています。

住所や銀行の情報などが含まれている、モバイルデバイスは、悪意のある者にとっては、非常に魅力的な標的であり、財布やパソコンと同様に用心する必要があると警告を発しています。

実は筆者も、上記のいずれか(複数)に心当たりがあり、管理・運用方法を見直さなければいけない、と反省しているのですが、皆さんは如何でしょうか?

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