国家を挙げた攻防
韓国テレビ局や金融機関でマルウェアの大規模感染が発生
Security NEXT – 2013/03/21
韓国の主要放送局や金融機関では、3月20日午後にPC端末が利用できなくなり、銀行ATMが操作不能になるなど大規模なシステム障害が発生したことが話題になっています。
サイバー攻撃によるマルウェア感染が原因とのことで、複数にわたる他国のIPアドレスが確認されたという事実のほか、「北朝鮮の関与が強く疑われる」という韓国政府高官の談話も伝わっており、国際テロの様相を帯びています。
一週間前には、北朝鮮側が韓国からサイバー攻撃を受けていると主張して、報復を予告する声明を出していたとの報道もあります。
もっとも、両国のサイバー攻撃合戦は今回に始まったことではなく、以前から繰り返されているみたいですから、泥仕合の感もありますが、社会インフラに直結する金融やマスコミが標的とされ、被害が発生した事態に至ったとあっては、悠長なことを言ってはいられません。
詳細の分析には数ヶ月から半年程度掛かるのではないかという観測もあり、真相が究明されるのは暫く先のことになりそうですが、日本にも飛び火することはないのかどうか不安になります。
今回、ここまで大きな影響が発生したのは、使用していたOSが正規のものでなかったことも要因なのではないか、という憶測も聞こえていますが、ユーザーとしてライセンスをきちんと取得し、脆弱性の対策もしっかりと施すことを大前提として、そこから先は組織的、国家的な防衛力に任せるほかにないのですが、それが信頼に足るレベルのものなのかどうか、どのような対策が計画され、どの程度まで進んでいるのかなど、是非知っておきたいところです。是非知っておきたいところです。
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