兜の緒を締める
フィッシングサイトのURL件数が激減 – 金融機関装う攻撃の減少が影響
Security NEXT – 2013/05/02
フィッシング対策協議会は、4月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告状況について取りまとめたところ、報告件数をはじめ、攻撃に用いられたURL、悪用されたブランドなど、いずれの項目も減少した、と発表しました。
4月のフィッシング報告件数は26件と、前月の69件から大幅に減少しており、ここ1年で見ても最も低い水準だということです。
フィッシングサイトに用いられたURLの件数に至っては、3月の984件(対前月比400%)から一気に21件へと激減したことも特徴的です。
特に、クレジットカード会社を始めとした国内金融機関になりすました攻撃については、前月まで多数の報告が寄せられていましたが、これらが大幅に減少しているのが、上記のような集計結果に影響しているようです。
3月は営業年度の終わりで、金融取引が活発になる時期でもあります。
攻撃者側も、この時期を狙って盛んに活動し、4月には一息ついた、ということなのでしょうか。
今回の集計では、前月までに比べると極端に少なくなってはいますが、だからと言って、危険が過ぎ去ったと判断することは、到底できるものではありません。
同協議会でも、「@nifty」などISPのウェブメールを装った攻撃も引き続き発生している、と警告しています。
数値の減少に気を抜くことなく、高いセキュリティ意識を常に持ち続けることが重要です。
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