個人情報漏洩の原因は扱い者のミスが一番多いのです
案内メール誤送信でイベント参加者のアドレス流出 – ダンスイベント会社
Security NEXT – 2013/02/15
ストリートダンスのイベントなどを手がけるアノマリーは、メール送信時に人為的なミスがあり、イベント参加者180人のメールアドレスを流出したと発表しました。
個人情報の漏洩インシデントには、不正メールによる搾取を目的としたサイトへの誘導や、マルウェアによるデータの曝露など外部からの攻撃の他、個人情報取扱者や管理者などデータを扱う側による何らかのミスに依るものがありますが、以前このコラムでも取り上げたように、外部からの攻撃によるものよりも個人情報保有者側のミスによる発生件数の方が圧倒的に多いという統計があります。
今回も、残念ながらデータを扱う側のミスに起因する流出インシデントという事ですが、気になるのは、発表記事にある「人為的なミス」という表現です。
「ミス」という言葉を一般的に使用するような突発的な事象ではなく、何らかの目的を達成するために、意識的にメール送信操作を行ったと受け取れる表現ですから、本当にそうなのであれば、その目的が何だったのかが気になるところではあります。
事情の詳細は不明ですが、問題のメールの送信先は特定可能な約180人で、関係者にはメールでの謝罪とともに誤送信メールの削除を依頼しているとのことですが、これ以上の拡散や二次的な被害が生じないことを願います。
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