レポートを読んで兜の緒を締める
IPA、脆弱性攻撃の動向や対策まとめた報告書 – 無償ツール「EMET」の有効性検証も
Security NEXT – 2013/03/22
情報処理推進機構(IPA)が、クライアントソフトウェアに対する脆弱性攻撃に関する動向や対策をまとめ、技術レポートとして公開しました。
このコラムでも何回か取り上げたことがある「Oracle Java Runtime Environment」「Adobe Flash Player」そしてMS製品群などの脆弱性を狙った攻撃が続けざまに発生しており、その都度アップデートを強いられるため、うんざりしているユーザーも多いのではないかと思います。
しかし、企業などで組織的に管理されているサーバーと異なり、家庭やSOHOでの利用を含むクライアントPCは、そのユーザーに管理が一任されており、セキュリティレベルは当人のITリテラシーに左右されることになります。
そして、クライアントPCのセキュリティ対策が不十分だと、被害はその一台に留まることなく広範囲に拡散していくため、クライアントユーザーのITリテラシーを一定水準以上に保つことは、非常に重要なファクターになると言えるでしょう。
今回のレポートは、企業のシステム管理者を対象としているのは勿論のこと、このようなクライアントユーザーのセキュリティ意識の向上を図る、啓蒙的な狙いもあるようです。
セキュリティは管理者に任せるだけでなく、ユーザー自身もその危険性を十分に認識し、個々に責任をもって対策を施すことが重要であることを、機会ある度に思い起こして、自らの状況を確認しましょう。
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