半端でない不正サイトの数には自衛で対抗
検出の98%が詐欺サイト、スマートフォン狙った攻撃も拡大中 – BBSS調査
Security NEXT – 2013/02/07
BBソフトサービスは、同社が展開している不正サイト対策製品「Internet SagiWall」により2013年1月に検知した悪質なサイトの件数は44万9649件にのぼり、このうち「ワンクリックおよび不当請求詐欺サイト」が全体の98%を占めているそうです。
また、「Android」では、アダルトコンテンツサイトを装った詐欺サイトが多数検知されているそうです。
従前より「Andoroid」を狙った不正サイトとそれによる被害が話題になっていますが、その一方で、同じスマートデバイスである「iPhone」や「iPad」でワンクリック詐欺サイトの検出が少ないのは、Flashに対応していないことが功を奏しているようです。
このコラムではこれまでも、スマートデバイスの爆発的な普及に伴う、不正サイトやフィッシングメールの増大とユーザーの脇の甘さを取り上げて来ましたが、今回の統計結果でも、依然として被害が拡大している状況が確認できます。
それにしても1ヶ月で45万件という数字には、改めて驚かされました。
仮にサイトそのものを駆除しても、間断なく新たな不正が湧き出てくるイメージが頭の中に浮かんできて、駆除よりも自衛に頼るしかないのかと、あきらめの境地に達してしまいます。
何度も同じ事を書きますが、怪しいメールは読まずに破棄する、怪しいサイトは除かない、アプリは正規のサイトからだけダウンロードする、という基本原則を厳守して、自分のデバイスとデータ、そして財産と信用を守るよう心掛けましょう。
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