狙われた決済

PayPalを装い期限付きでサインオン迫るフィッシング攻撃
Security NEXT – 2013/01/11

PayPalのログイン情報を詐取しようとするフィッシングメールが発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意を喚起しています。

PayPalと言えば、海外オークションサイトeBayが運営する決済サービスで、取引先にクレジットカード情報や口座番号を知らせる必要がないため、安全なサービスとして広く利用されており、Wikipediaによると、2年前の集計で2億を超えるアカウントが開設されているとのことです。

そんなPayPalユーザーが狙われたのは、ログインに必要なメールアドレスやパスワードを窃取しようするフィッシングメールを送りつける手口ですが、例によって不自然な日本語で記述されているそうなので、ログイン情報の入力を求められる場合でも、メール本文を熟読することで、被害の発生を回避できそうです。

もっとも、PayPalユーザーを狙ったフィッシングは今回が初めてではないようで、PayPalの公式サイトには、フィッシングメールへの対処方法が案内されています。

とりあえず、今回確認された「Important message: You need to sign on with the next three days」という件名のメールを受け取ったら、大切な個人情報は絶対に入力せず、そのまま削除するか、上記「公式対処方法」に則って、「不正/禁止行為」を報告しましょう。

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