3度目のアップ
27件の脆弱性を修正した「iOS 6.1」が公開
Security NEXT – 2013/01/29
Appleは、iPhoneやiPadなど同社のスマートフォンが搭載しているiOSのセキュリティアップデートである「iOS 6.1」の提供を開始しました。
今回のアップデートで対応した脆弱性はあわせて27件に及んでいるそうですが、その中にはカーネルやWi-Fiに関するものや、Apple ID認証が回避される問題、トルコの認証局が発行した不正な証明書の無効化といったものも含まれるそうです。
筆者はこの4つ目の案件は見過ごしていましたが、昨年末にトルコの中間認証局がSSL証明書を発行すべきところ、誤って中間CA証明書を発行してしまったため、この証明書を使って「*.google.com」向けの偽の証明書が発行されただけでなく、既にこれを使った攻撃も確認されているという、1月9日付のニュースでした。
この他、「EUC-JP」のエンコード処理にも問題があって、クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける問題も解消されたということです。
ここで驚いたのが、文字コードにも「脆弱性」を議論する余地があり、それがフィッシングサイトに誘導する等、攻撃の足掛かりとして悪用される恐れがある、というところです。
「JIS」「Shift-JIS」「EUC-JP」といった文字コードを相互にやり取りする間に文字化けを誘発させて、サイトを不正にコントロールしてしまう、という手法なのだそうですが、詳しいことは筆者の理解能力を超えたところにあり、よくわかりません。
iOS6が発売になったのが昨年9月中旬で、その後11月1日、12月19日を経て今回が3回目のアップデートとなるわけで、OSの脆弱性攻撃とその修正作業の繰り返しは永遠のテーマの様相を呈していますが、今回の大量修正をもって暫くの間落ち着いてくれることを祈ります。
ところで、Mapってまともになったんでしたっけ?
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