定番ソフトに潜む危険
「Adobe Reader」「Acrobat」の脆弱性を狙うゼロデイ攻撃が発生中 – アップデートは準備中
Security NEXT – 2013/02/14
Acrobatに緊急事態が発生しています。
Adobe Systemsは、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」に複数の深刻な脆弱性が含まれているとして、セキュリティアドバイザリを公開しました。
すでにゼロデイ攻撃が発生していますが、アップデートは2/14現在提供されていないので、注意が必要です。
攻撃の手口としては、細工したPDFファイルをメールで送り付け、ファイルを開かせるといったWindowsを対象とした標的型攻撃が発生しているとのことですが、Windowsに限らずMacでも影響があり、今回発見された脆弱性が悪用された場合、アプリケーションがクラッシュし、制御を奪われるおそれがあるそうです。
アップデート配布までの対応策として、Adobe社では「保護されたビュー」の活用を呼びかけています。
「Acrobat」および「Reader」といえばクロスプラットフォームでドキュメントを公開・配布するのに欠かせない標準ソフトウェアですから、攻撃の対象となった場合の影響範囲には、計り知れません。
それだけに、攻撃者のモチベーションもマックスに達しているのではないかと思いますが、ユーザー側としては、一時的とはいえ普段の操作に余計な工程を噛ませなければいけないという対応は、操作ミスを誘発しかねないという懸念もあるため、一日も早いアップデートの提供を強く望みます。
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