防御は最大の…?
警察庁、サイバー攻撃対策の司令塔「分析センター」を設置
Security NEXT – 2013/05/17
和製サイバー警備隊の活動が具現化してきました。
インターネットの利用者が急激に増加に伴ってサイバー犯罪が増加するばかりでなく、その手口も一層複雑・巧妙化していることから、サイバー犯罪を取締るとともに、サイバー犯罪の予防対策に関する情報公開が求められています。
このような中、警察庁はサイバー攻撃対策の強化を図るため、中心的な働きを担う「サイバー攻撃分析センター」を設置し、現場対応力や官民連携を強化を推進すると公表しました。
頻発するサイバー攻撃へ対応するための「サイバー攻撃分析センター」を設置し、司令塔として、攻撃の実態解明や、全国警察の捜査を指導し、情報収集や総合的な分析を行うほか、専門的な知識や技能を持つ捜査員を都道府県の枠を超えて広域的に運用、サイバーフォースの体制を拡充し、サイバー攻撃対策に関する技術支援を強化するなど、現場対応力の強化するということです。
ただし、サイバー攻撃による被害拡大を防ぐためにはこのような事象毎の分析対策に留まらす、リアルタイムの情報公開・共有が必要となります。
殊に、主要なインフラ事業者やセキュリティ関連事業者、先端技術を持つ事業者との情報共有と相互協力体制を充実し、官民の連携体制を充実させるとしており、今後の活動と成果に期待したいところです。
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