敵を知ることが勝利に繋がる
5月のスパムは微減するも悪質な添付ファイルは増加 – Kasperskyレポート
Security NEXT – 2013/07/03
Kaspersky Labが、5月におけるスパムの送信状況について取りまとめたところ、メール全体に占めるスパムの割合は減少したものの、フィッシングメールや悪質な添付ファイルは増加していることが分かりました。
筆者はこれまで注目しておらず、知りませんでしたが、同社では、全メールトラフィックにおけるスパム、フィッシングメール、悪質なファイルの割合を月例で集計し、併せて、スパム送信国の地理的分布や悪質なスパムの特徴、同月間で注目を集めたスパムなどを発表しています。
これによると、スパムの割合は4月より2.5ポイント減少の69.7%に対して、悪質なファイルの割合は0.4ポイント増加の2.8%だったほか、フィッシングメールの割合も僅かに増加したということです。
また、リンク先のニュースサイトでは別記事として紹介されていますが、Micosoftのカスタマーサポートを騙るフィッシングメールが出回っていることも、今回のレポートで取り上げています。
Microsoftの正規ドメインから発信されたと見間違えるように仕掛けて、アップデートをしなかったためにOSが使用できなくなる恐れがあるため、確認を行うよう促す内容で、メール内のリンクをクリックすると、個人情報の詐取を狙ったフィッシングサイトに飛ばされる、というものです。
よく見ると、OSの名称が「Windows」ではなく「Window」であったり、正規の連絡先が記載されていないなど、正当なものではないことが分かると、レポートでは指摘しています。
その他、Microsoft社主催とする「くじ」(もちろん架空)の当選通知メールも出回っているということで、こちらも個人情報の詐取が主な目的のようです。
相手の手の内が分かっていれば、被害の発生もある程度は食い止めることができそうですね。
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