送信前にもういちど

オレンジソフト、Gmailで誤送信を防止する無料のChrome拡張機能を提供
Security NEXT – 2013/01/10

オレンジソフトが、Gmailにおける誤送信対策を実現する「GM Checker」のベータ版を公開しました。

ブラウザ「Chrome」向けの拡張機能ということですが、メールの誤送信は、筆者も一度や二度ならず経験がありますし、無料で利用できるというのもちょっと気になります。

チェックしてくれる内容は、まず題名や本文が未記入の時の警告。
本文はどうかと思いますが、題名未記入のケース、あるある、経験あります。

「題名が未記入のメールを受信した場合は警戒せよ」というのはメール取り扱いルールの基本として講習していますが、自分がやっていたのでは洒落になりません。でも、やってしまいます。

次に、送信前の確認。
送信ボタンをクリックしても、「本当に送信して良いか?」と念を押してくれる機能のようです。
本文の内容や宛先をよく確認してから送信ボタンを押したはずなのに、直後に誤りに気付くというのも、よくあるネタです。
「念押し警告」はありがたいのですが、慣れてしまうと、流れ作業の一部になって、警告が出てもたいした確認もせずに、習慣的に「OK」、なんてことになりそうで、逆に「余計なお世話」にならないか心配です。

それから宛先件数チェック。
これは、bccを誤って宛先やccに記入してしまうことで、メールアドレスを漏洩してしまう危険を回避するため、設定した件数以上のアドレスを入力した場合に警告してくれる機能なのだそうですが、これはどうなんでしょう?
危険な件数と安全な件数の分岐点は、業務やメールの内容によって異なるような気がするので、設定が難しそうです。

いずれにしても、送信ボタンを押す前に、メール本文と題名、宛先(cc、bccを含む)、それから添付ファイル(巨大なサイズの添付ファイルも、ウィルス並みに迷惑ですよね)を「自分でよく確認する」、という基本ルールを忘れてはいけませんよ。

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