PC版「LINE」の不具合、利用者86人に影響
PC版「LINE」の不具合、利用者86人に影響 ? 原因はシステム更新時の不具合
(Security NEXT – 2012/11/05 )
NHN Japanは、10月31日にパソコン版「LINE」で発生した不具合について、影響範囲や原因について公表しました。
LINEと言えば、人気女性タレントをイメージキャラクターとして採用しているCMで有名なあれですね。
無料で通話やメールができるということで、利用者は10月25日時点では世界で7千万人、うち日本国内は3千万人を突破しているそうです。
今回の不具合は約5分間にわたってメールメッセージが混線したため、本来の送信先と異なる別の利用者に届いたということで、影響を受けたのは86人、国内では12人だったということです。
だとすると、全利用者に対する影響度は1万分の1%、国内10万分の4%となりますね。
この程度の「事故」でも原因と影響範囲をわざわざ公表するベンダーの対応は真摯なものであり、潔しと評価できる…私はそのように思うのですが、如何でしょうか。
NHN社は今年中に世界1億人というユーザー獲得を目標としており、より一層の基盤強化を目指している以上、このような「事故」の発生はあってはならない現象であることは言うまでもなく、それだけに深刻に受け止めたうえでの対応だったのだと思います。
特に、不具合が発生したのは水曜日の18時55分からの5分間。
仕事も終わって少し落ち着き、これからプライベートなコミュニケーションを図ろうか、という時間帯でもあり、これが重大な不具合だったとしたら、事態はこの程度では済まなかったのかも知れません。
原因は「システム更新時の不具合」ということですが、この後の再発防止策の策定とその実行が重要ということになりそうです。
それにしても、今回影響を受けた利用者には500円分の金券を送付して謝罪するらしいのですが、ビミョーな金額ですな。
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