プロバイダ変更時に注意すること

「遠隔操作」で強引にプロバイダ契約するトラブルが多発 – 安易な電話でPCが乗っ取りのおそれも

Security NEXT – 2013/06/14

 

インターネットプロバイダを変更しようとしている方、業者から変更を進められている方は、注意が必要です。

国民生活センターが、電話勧誘の際にパソコンを遠隔操作をして、消費者が契約内容を理解しないまま、強引にプロバイダ契約を結ばれてしまうといったトラブルが発生しているとして、注意を呼びかけています。

主なきっかけは勧誘電話で、「今使っているプロバイダより月額費用が安くなる」「プロバイダがなくなるので移行手続きが必要」などと事実と異なる説明を行い、遠隔操作のためのソフトなどをインストールさせた上で、勝手に操作する、というような手口で、強引にプロバイダ契約を行ってしまうことでトラブルとなる訳です。

リンク先の記事では明らかになっていませんが、もしかしたら説明(説得?)の過程で、「親切を装って」遠隔操作する、等というテクニックを使っているのかも知れません。

いずれにしても、第三者にパソコンを操作させるということは、パソコン内部の情報を勝手に見られたり、自由に操作させるおそれがあるという危険がありますし、契約行為の注意点が「パソコン操作」という一点に集中させられてしまい、肝心な契約内容の詳細が確認できなくなってしまいますから、当然のことではありますが、安易に任せるべきではありません。

「意図しない契約を結ばされてしまった」というだけでなく、サービスへの不当な課金や、詐欺サイトやマルウェア感染による個人情報の窃取、セキュリティ設定の変更など、より大きな被害が発生する恐れも否定できません。

同センターでは、プロバイダ契約は特定商取引法の適用対象外で、クーリング・オフ制度の対象にならないということもあって、注意を呼び掛けています。

「必要ない契約は断る」というのが予防の基本ですが、万一トラブルが発生した場合は、すぐに消費生活センターへ相談して欲しいとのことです。

気をつけましょう。

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