日本 IBM、内部ユーザーからの情報漏洩を防ぐ特権 ID 管理ソフト「PIM」を販売

日本 IBM、内部ユーザーからの情報漏洩を防ぐ特権 ID 管理ソフト「PIM」を販売
japan.internet.com 10月22日(月)6時21分配信

日本 IBM は、悪意や不注意による特権 ID の漏えいを防ぎ、内部ユーザーからの情報漏洩のリスクを低減するソフトウェア「IBM Security Privileged Identity Manager V1.0 (PIM)」を発表しました。
PIM の使用料金は、1ユーザーあたり2万5,200円(税別)からですが、最小単位は50ユーザーということです。
「特権ID」というのはいわゆるシステム管理者(アドミニストレータ)に付与されるIDですから、慎重に管理・運営されなければいけないものですが、実務上は、1つのシステムやサーバー1台あたりの管理者が複数存在することが通常なため、パスワードが漏えいしたりして、万一の際に実行者を特定することができないセキュリティ上の問題が発生するおそれがあります。
今回のツールは、その「特権ID」やアクセスログを集中的に管理して、安全に活用する仕組みを構築することを可能とする、ということなのですが…
もちろん、「特権ID」なるものが慎重に取り扱われなければいけない、ということは理解できますし、うまく管理しきれていない場合は、厄介な問題が発生することも想像できます。
綱紀粛正、適正運用の徹底、というスローガンだけ回避できる問題ではないのでしょう。
それにしても、アドミニストレータが50名いる企業が126万円をかけてこのソフトを導入するか、その前に管理運用方法の見直しをすべきなのか…
「万一」が起こってしまった場合の損害額に比べれば、安いコストなのかもしれませんが、果たして費用対効果がどの程度のものなのか、その点は、私にはよくわかりません。

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