利用履歴まで記録する指紋認証USBメモリを発売
エムコマース、利用履歴を記録する指紋認証USBメモリ
Security NEXT – 2012/11/20
エムコマースは、利用履歴を記録できる指紋認証USBメモリ「Biocryptodisk-ISPX Track」を発売しました。
この製品は、アルゴリズムの中でも最高の安全性を持つ256bitによる暗号化や指紋認証、ログ機能を搭載したUSBメモリで、機器内で認証を行う方式のため、専用ソフトやドライバをインストールせずに利用できるというのがウリのようです。
また、メモリ自体の個体情報や使用したパソコン名、シリアル番号等のID、利用日時など、使用したパソコンの履歴を記録し、CSVファイルへの出力も可能と盛り沢山なので、企業にとっては導入を検討する価値ありの製品でしょうか。
まず、指紋という生体認証によるアクセスが必要なので、利用した個人が特定できますし、利用した端末まで特定されるとくれば、情報セキュリティに神経質になるべき部署に於いて安全にデータを交換するといった状況で使用するのにふさわしいのではないかと思います。
JNSAによると「2011年の個人情報漏えいインシデント(1,551件)の原因」の1位は「誤操作」の34.8%。2位の「管理ミス」32.0%と合わせると66.8%と、ミスに起因する漏えいが7割近くを占めています。
一方、内部犯罪・不正な持ち出し等の内部の悪意によるものが6.7%、盗難被害が6.6%、これに紛失・置き忘れの13.7%を足すと27.0%と、3割近くの被害を防止できるアイテムになるのかもしれません。
気になる価格は8GB1台が2万2890円ですから、100人規模の部署であれば2百万ほどの投資金額となりますね。
先のJNSAの統計によれば、推定損害賠償総額は約1,900億円ですから、3割だと570億円の負担防止。
いかがでしょうか。
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