不正アクセスへの対処法は、いつも同じ
国内サイト20件以上で、政治的な改ざんが発生 – 扇動しており規模拡大に警戒を
Security NEXT – 2013/06/03
日本国内サイトを狙った改竄攻撃が複数発生しているようです。
このコラムでは、政治的な話にはあまり触れたくないのですが、事象の紹介と注意喚起の意味で取り上げます。
トレンドマイクロ社によると、発表時点で少なくとも20件の国内サイトが改竄の被害に遭っていることが確認されています。
改竄されたサイトには、尖閣諸島問題に関する政治的な主張が書き込まれ、中国の動画共有サイトの画像を再生するスクリプトも埋め込まれていた、ということです。
攻撃の規模としては個人または数名のグループによるものと見られ、さほど大きなものではないものの、中国向けのチャットサービス上で改竄したサイトを公開し、同様の行為を促すよう扇動するような動きも見られるため、今後より大きな活動に発展することが心配されています。
トレンドマイクロではこの事態を深刻に受け止め、ウェブサイト運営者に対しては、注意を促すよう呼びかけています。
冒頭お断りしたように、内容があまりにも政治的なものなので、いつもとは違うところに注目が行ってしまいそうですが、このコラムでは、攻撃者が誰であれ、書き込みの内容や目的が何であれ、ウェブサイトの運営者がとるべき行為は同じであるということを、はっきりと申しあげておきます。
最新情報を常に取り入れ、脆弱性への対応をしっかりと行い、専門家のアドバイスには素直に従って、安全性を確保しましょう。
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