オフィス互換商品もご用心
「Kingsoft Writer」にバッファオーバーフローの脆弱性
Security NEXT – 2013/03/01
脆弱性情報サイト「JVN」によると、キングソフトのオフィススイートに含まれる「Kingsoft Writer」に、バッファオーバーフローの脆弱性(セキュリティホール)が含まれていることがわかりました。
細工されたファイルを開くことによって脆弱性が攻撃を受けると、バッファオーバーフローが発生し、任意のコードを実行されるおそれがあります。
この問題は、同ソフトの「2007版」「2010版 バージョン番号2723」および以前のバージョンに生じており、最新の「2012版」やAndroid向けの製品は影響を受けないということです。
Kingsoftと言えば、MSオフィススイート互換ソフトの中でも、操作画面が「本家」に一番似ているとして人気が高い製品です。
オフィススイート、中でも文書作成、表計算、プレゼンテーションの各アプリケーションソフトウェアは、ビジネスシーンで欠かせないアイテムですし、MS製品に機能宇互換があるとすれば、攻撃の対象となる危険性は高く、MS製品ほどユーザー数は多くないとは言え、影響度の高さが推測できます。
脆弱性までも互換しないでください、と言いたくなってしまいますが、勿論、予期しないところで起こってしまったことでしょうから、ユーザーとしては、とやかく言わずに速やかにアップデートしなければなりません。
それにしても、改めて探してみると、MSオフィスの互換製品ってたくさんあるんですね。本家の人気にあやかって、ほぼ近い機能を有したパッケージを安価(または無料)で提供するという商法ですが、ベンダーの各社もセキュリティ対策は万全にお願いします。
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