Pマーク新規取得コンサルのご感想「長野県:コンピュータソフトウェア開発業」

Pマーク新規取得コンサルのご感想「長野県:コンピュータソフトウェア開発業」

2020年8月弊社クライアントのヒューマンエンジニアリング株式会社様がPマークを新規取得されました。

コロナ禍の最中での取得作業となりましたが、弊社のPマーク取得支援コンサルティングをご利用いただきましたので、ご感想をお伺いしました。

(担当コンサルタント:勝部)

 

Q:御社の「業務の概要」及び「どのような個人情報取扱い業務」があるか教えてください。

当社はソフトウェア開発およびソフトウェア開発技術者の派遣・請負業務を行っております。個人情報を取扱う業務としては、主に社員および採用に係る応募者の個人情報となりますが、将来的に受託案件にて顧客より個人情報をお預かりする事も想定した個人情報の取り扱いの枠組みが必要と考えております。

 

Q:プライバシーマーク取得を目指したきっかけを教えてください。

業務を受託する上で、また採用をする上でも、世間的に重要度が高まっている個人情報を適切に扱える会社である事を客観的指標で示せる事は、今後の営業展開・採用において有益であるとの考えより取得する事としました。

 

Q:コンサル会社を弊社に決めていただくまでの経緯を教えてください。

数多あるコンサルティング会社の中から選定方法なども分からなかった為、資料提供や説明会へ参加する中で、ホリデーコンサルティング様の無料セミナーへ参加した事で低コスト且つ無駄を省いたコンサルティングサービスを提供して頂けると感じお願いする事を決めました。

 

Q:社内体制は主に何名で取り組まれましたか?

基本的には個人情報保護責任者である私が全体をコントロールしながら代表者・監査役を含めた3名体制で臨みました。

 

Q:苦労された点(一番時間がかかった点)はどこでしたか?

Pマーク規程の内容理解が大変難しく、正直な所、Pマークの素人がその全てを把握して進めるという事は膨大な時間が必要になる事を予測し、不可能に感じました。
コンサルに入って頂く事で不明点を説明頂く事ができ、完全ではないまでも早期にある程度の理解に達する事が出来た事は大変有意義なことでした。

 

Q:今回の機会に新たに強化したセキュリティ対策(安全管理策)はありますか?

社内サーバの物理的セキュリティの強化として、室内に通常に置いてあったサーバにサーバラックの導入しました。

 

Q:現地審査の印象を教えてください。

実際の運用実績における証憑の提示と質問が多岐に渡り、規程類の理解と把握、記録簿などの事前準備は必要不可欠でした。

言葉は柔らかいのですが、細かな点まで質問される為、受け答えの為に丸1日審査対応の時間を完全に空けておく必要を感じました。

 

Q:プライバシーマークを取得して良かったこと(メリット)はなにかありますか?

創業から継続してきた機密文書の扱いなども含めて、個人情報以外の暗黙の運用ルールにも問題点がある事に気づく事ができ、管理面での会社の課題や今後取り組む必要がある点を認識できた事は副産物として有用であったと考えています。

 

Q:コンサルティングで良かったことを教えてください。

当社は東京から離れた立地にありましたので、社内を直接見て頂いたり、対面形式で頻繁に会話する事ができない状況に少なからず不安はありましたが、資料をみながらの電話会議やメールのやり取りにて進められた事は良かったと考えております。

 

Q:これからPマークに取り組まれる方へひとことお願いします。

Pマーク取得が直接的に業績に対して効果を出せる会社でなくとも、社会の一員として正しく情報を取り扱う会社という事は、会社の信頼性や知名度を上げる事に繋がると考えて取り組まれると良いと思います。
コンサルを導入しての取得であれば過度にハードルが高いとは感じませんでした。

 

Pマーク取得作業大変お疲れ様でした。ご感想にご協力いただきましてありがとうございました!