入院患者の処方箋が路上に散乱、回収漏れの可能性も ? 八王子の精神科病院
入院患者の処方箋が路上に散乱、回収漏れの可能性も ? 八王子の精神科病院
Security NEXT – 2012/11/16
東京都八王子市の平川病院は、入院患者の個人情報含む処方箋が廃棄業者により誤って資源ごみに出され、運搬途中で路上に飛散していたことを明らかにしました。
また、個人情報の漏洩です。
ただし、今回のは紙ベースの漏洩と、かなりアナログな事象が発生しています。
この記事を読んだだけでは、廃棄業者の処理方法がよくなかったという廃棄業者のミスなのか、そもそも処方箋を処理業者に出したこと自体が間違いだったという病院側のミスなのか、はっきり分かりませんね。
「廃棄業者が誤って資源ゴミとして持ち出した」ということは、病院としては業者に出すつもりは無かったのに、業者が間違えて持って行ってしまった、ということでしょうか。
この場合、病院としてはゴミとして出すつもりが無かった「処方箋の束」を、どのように保管していたのかが気になります。
他の廃棄物とは明確に区別できるようにしていたのかどうか。
ただ、仮に誤認を誘発する可能性がある保管方法だったとしても、請け負った廃棄物を輸送中に散乱させてしまった業者も責任を免れることはないと思います。
いずれにしても、情報を扱う者と処分する者、双方が「善良な管理者としての注意義務」を果たしてもらわないと、情報提供者たる一般市民が被害を受けてしまう、ということですね。
情報セキュリティの要は、極めてアナログ的な部分にあるようです。
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