印刷管理の新兵器
日立INS、印刷する前にユーザー認証を実施するセキュアなプリントシステム
Security NEXT – 2013/06/13
オフィスでコンピュータ端末が1人1台というのは最早当たり前ですが、プリンタは共有して使用するもの、
という状況は、今も、そしてこれからも変わりはないでしょう。
そこで問題になるのが、印刷指示したまま回収を忘れてしまう「放置」や、意識的か否かに関わらず起きる「覗き見」に「盗難」「紛失」といった出来事です。
担当者自身が社内で使用する資料ならば、印刷時にユーザー名を刻印するように設定する等、工夫をして回避することも可能ですが、誰もがやっているわけではなく、社外に提出する書類などには不向きな場合もあり、根本的な解決策ではないようです。
ここに、日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェアが発表したプリント認証システム「Secure Unify/Anywhere Print」が役に立つかも知れません。
上記のようなリスクを低減する印刷認証ソリューションで、クライアント端末の印刷要求をいきなり出力するのではなく、プリンタサーバで一元管理し、個々のプリンタでカードリーダーによるユーザー認証を行った上で印刷物を出力するというものです。
機種の異なるプリンタが混在するオフィス環境でも利用可能で、ユーザー情報とプリントデータを一元管理して履歴管理も可能、ということは、いつ、誰が、何を、どの端末で、どれくらいの分量印刷したか、ということまで分かってしまうわけですね。
こうなると、うかつにミスプリントできなくなるので、紙の無駄を低減するという二次効果も期待できるかもしれません。
ただ、印刷の枚数が大量の場合は、待機できずにその場を離れてしまい、他の用事を行っているうちに忘れてしまって放置、などといったことも起こり得るので、運用ルールはしっかり決めないといけないと思います。
この新しい印刷認証ソリューション、導入価格は、100ユーザーライセンス込みのスタンダード版で139万6500円だそうです。
あなたのオフィスでは、投資に見合った効果、期待できそうですか?
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