仕事中に従業員がSNS?企業はどうする?
ガイアックス、SNSでのトラブルを防止する企業向けサービス
Security NEXT – 2013/03/22
「ソーシャルメディアの構築・運営・監視とソーシャルアプリサポートのリーディングカンパニー」を謳うガイアックス社は、ソーシャルメディアの利用から生じるトラブルを防止する新サービスとして「ソーシャルリスクモニタリング」の提供を開始しました。
SNSのトラブル防止ソリューションが「企業向け」というところに興味をひかれました。企業の公式コメントとしてのSNS対策のことか、と思ったのですが、どうやら違うみたいです。
同社のアンケートによると、「周囲に、ソーシャルメディア利用に関する何らかのトラブルに巻き込まれた人がいる」という回答が約10%あり、身近な出来事であると位置づけて、勤務先等の属性を明らかにして参加するSNSでは、不用意な発言による企業の信頼喪失やイメージ低下、さらには情報漏洩の危険が懸念される、としています。
一方の企業側は、従業員のSNS利用に際してガイドラインを定めている、また、教育を実施しているのがいずれも20%台にとどまっており、リスクに備えている企業は少数派であるとしています。
しかし、企業が従業員のSNS利用を禁止するのではなく、教育を施したりガイドラインを定めるということは、仕事中の利用を公認することになり、それで良いのだろうか、という疑問が浮かびます。
この点については、勤務先がSNS利用を禁止しているという利用者が10%、即ち、10人に1人は禁止されても勤務中にSNSを利用しているという回答で、同社では、今後就職する世代はSNSの利用者が多いので、企業が利用を禁止するだけではリスクは防ぎきれないため、何らかの対策が必要であると問題を提起しています。
今回発表されたサービスでは、リテラシーの向上を図るeラーニングサービスと、従業員の投稿を目視で監視する投稿モニタリングサービスを用意しており、初期費用は15万7500円、月額料金は対象アカウント数や投稿数に応じて変動するそうです。
筆者の勤務先では考えられない状況なので、ピンと来ませんが、業種によっては、この様なことを考えなければいけない世の中になっているのでしょうか。
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