攻める人々vs守る人々
日立、ネットムーブのセキュリティソフト2種をインターネットバンキング向けに提供
Security NEXT – 2013/03/05
日立製作所と決済代行事業者のネットムーブが提携して、ネットムーブが提供するセキュリティソフト2種を日立のインターネットバンキングサービスで提供開始します。
日立はインターネットバンキング共同センタサービス「FINEMAX」を提供しており、今回の提携により、ネットムーブのスマートフォン向けセキュリティアプリ「Secure Starter」と、PCのウイルスチェックなどを行って安全な環境か確認するソフトウェア「nProtect Netizen」を、「FINEMAX」ユーザが利用できるようになります。
ネットバンキングを狙った攻撃は、大切な財産が直接被害を受ける危険度が非常に高いですから、厳重な注意を払っているのは当然だとは思いますが、その手口は日を追って巧妙化が増し、実際に被害を受けた事例が報告されています。
金融機関を装ったメールで不正サイトに誘導して、個人情報を窃取する手法は、以前報道され、このコラムでも取り上げたことがありますが、その他にも、知らないうちにバックドアを仕掛けられて管理者情報を横取りされていたり、脆弱性の対策ができていないために自分の端末が危険な状態になっていることに気がついていないこともあり得ます。
今回のセキュリティソフトは、そのような「善意の危険なユーザー」のアクセスを拒絶することで、その他のネットバンキングユーザおよびネットバンクセンター自体を危険から護るというタイプのように見えます。
これによって「全体の安全」が確保されるのは間違いないのだと思いますが、もう一歩踏み込んで、「拒絶されてしまったユーザー」の危険を回復してあげるサービスというものも、是非とも提供して頂きたいと思います。
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