スマホの電話帳登録件数、51件以上が7割超 – トレンド調査
Security NEXT – 2012/12/26

トレンドマイクロが実施した調査によると、2012年にスマートフォンを導入した比較的あたらしいユーザーでも、7割以上のユーザーが、50件以上の個人情報をアドレス帳に保存していることがわかりました。

この調査は、同社が2012年に「ガラケー」からAndroid搭載スマートフォンへ買い換えたユーザー316人を対象にウェブ上で実施したものです。

これによると、登録件数100件以上が49.8%と半数に及んでいます。

悪質アプリを導入して電話帳データを窃取された場合、2回に1つは100件以上の個人情報流出が発生する、ということになります。

セキュリティ対策としては、「不正な働きをしそうなアプリをインストールしない（54.4％）」「インストール時にアプリの説明や、ユーザーのレビューを確認している（70.3％）」「セキュリティ対策ソフトによるチェックや、インターネットでアプリの評判を調べる（約40%）」等を意識して行っているユーザーがいる一方、「アプリが要求するアクセス権限をよく読む（26.9％）」「開発者の情報を調べる（9.8％）」など、安易なインストールを習慣的としている疑いがあることも判っています。

ただでさえ「脇が甘い」と言われているAndroid端末ですから、ユーザーとしては、もっと危機意識を高くもって、しっかりと防御しないといけませんよ。

 

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