三菱東京UFJ銀、顧客約560万人分の個人情報を紛失
Security NEXT – 2012/11/13
三菱東京UFJ銀行が、顧客約560万人分の個人情報を記録したマイクロフィルムを紛失していたことがわかりました。
顧客名や口座番号、取引金額などを記録したコムフィッシュを紛失したということです。
今どきマイクロフィルムとは懐かしい響きですが、図書館や金融機関のように大量の文書データを扱う業種では、「電子化」という概念が出てくる以前から、それらの保存媒体として利用していたようです。
今回の紛失に関しては、今のところ顧客からの苦情はないということなので、古くから保管(というよりも放置?)されていたものを、何かの拍子に誤って廃棄してしまったのではないかと思います。
ところで、ニュース記事の中に、気になる単語がありました。
「コムフィッシュ」
ネットでキーワード検索してみると、「マイクロフィルム」に関するページと、さかな関係のページが結果として返ってきましたが、後者は無視しておきます。
そのものズバリの説明文は、ざっと見たところ見当たらなかったのですが、どうやら、形態がロールタイプの「マイクロフィルム」、フィルムの各コマをシート状に並べたものを「マイクロフィッシュ」と呼ぶ「キマリ」があるようですが、なぜそれが「小魚」なのかは分かりませんでした。
そこで英和辞書で「fish」の意味を調べてみたところ、「(情報を)捜す,あさる。(お世辞などを)引き出す」、「(…はないかと)捜し回る」という動詞としての使い方があるようで、どうもこのあたりにルーツがあるような気がします。
ちなみに、名詞の方の意味には「(トランプなどで)へたな相手;だまされやすい人,かも.」という使い方もあるようです。
三菱東京UFJ銀行行では2008年でコムフィッシュの利用を廃止していますが、ほかに同様の紛失がないか調査を進めており、結果を公表するそうです。
(英単語の意味は、eプログレッシブ英和中辞典より引用しました。)
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