一日も早い解決を望む

遠隔ウイルスの犯人情報募集でFacebookページ – 「いいね」1000件超
Security NEXT – 2012/12/25

なりすまし&誤認逮捕で話題になった「遠隔操作ウイルス事件」で、警察庁は12月に入って同事件を、有力な情報の提供者に最高300万円を支払う捜査特別報奨金制度の対象事件に指定した上、ウェブサイトを開設して情報提供を求めていましたが、12月21日にFacebook上にも専用ページを開設し、本格的に情報提供を求めています。
開設から数日で同ページに対する「いいね!」は、既に1000件を越えているそうです。

これまで捜査特別報奨金制度の対象となった事件は、殆んどが強盗殺人や誘拐、爆発物取締法違反など凶悪犯罪ばかりでしたし、事件発生から制度の対象となることが告示されるまでの期間も半年以上経過しているものが大半ですから、本件の罪状や事件発覚からの期間(3か月)を考えてみると、異例な対応であるような感じがします。

冤罪を招いてしまった捜査手法に厳しい批判が向けられていることや、その後捜査当局を揶揄する内容の、真犯人からの「犯行の告白メール」がマスコミに寄せられたことから、捜査当局も面子をかけて必死になっている様子ですが、「いいね!」の数を見ても、世間の関心は高く、今回の対応はどうやら歓迎されているように見受けられます。

本件は、脅迫罪、威力業務妨害罪、不正指令電磁的記録作成・同供用罪などの適用を視野に捜査が進めてられていますが、これは脅迫文を送りつけられた行政側を被害者と看做した罪状ですね。
筆者が気になるのは、知らない間に犯人に仕立てられ、実際に逮捕、一部は起訴や保護観察処分までされてしまった4人の男性です。
ウィルスの侵入に気付かなかった不注意はあったとしても、その代償としてはあまりにも重すぎる仕打ちを受けたわけですから、捜査当局には一日も早い犯人逮捕、全容解明を、国に対しては冤罪を受けた人々の地位保全と信用回復の保証を、強く求めます。

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