生体認証、使えますか?

IPA、生体認証の利用促進に向けた資料を公開
Security NEXT – 2013/02/15

情報処理推進機構(IPA)が、生体認証技術や利用動向を調査した「2012年度 バイオメトリクス・セキュリティに関する調査」の報告書と生体認証の利用事例とポイントをまとめた「生体認証導入・運用の手引き」をウェブサイト上で公開しています。

人間の身体的・行動的特徴の情報を用いて個人認証を行う技術は、施設の入退館管理や金融機関ATMの本人確認等で、私たちも身近に経験していますが、今回のIPAによる報告では、この技術を利用したサービスについて、想定されるセキュリティ上の課題について検討、必要となる技術や運用上の問題について取りまとめています。

かく言う筆者は、かつて銀行ATM用に「静脈認証」の情報を登録していました。
確実にして当時最先端の認証技術であることに惹かれて利用してみようと思った訳ですが、手をかざす位置や向きが少しずれただけで認識されず、最初からやり直すと予想外に時間が掛かって、行列発生の原因になってしまうなど不本意な状況を招いてしまうこと数回。その結果、カードの有効期限到来に伴う書き換えの際には、生体情報の更新は行わず、従来通りの暗証番号だけの認証に戻してしまいました。

今回の報告では、「究極の生体認証技術」とも言われる「DNA認証」についても、その実用化が検討されている海外の動向が紹介されているそうですが、生体情報の読み取り時の誤差を広めに容認した上で、瞬間的かつ確実に認証できる技術が広く普及することに期待します。

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